メルラインは脂性肌ニキビに対しても効果はあるの?本当にニキビは治るの?脂性肌も治る?
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販売元の見解
販売元のリアルビューティ―ケアが脂性肌に対しての効果に関して直接言及はしていませんが、「どんなニキビに効果があるのか?」という問いに対して次のように回答されています。
メルラインは、どんなニキビに効果があるのか?
『ニキビに対する効果は個人差があるため、全ての利用者に効果があるとは言い切れませんが、どのようなニキビに対しても効果を期待することができます。』
要は、脂性肌ニキビにも効果は期待できるととらえてもよいかと思います。
私が実際に使用しての感想
結論を先に記載すると、
効果は期待できるけど厳しい。
私自身は脂性肌ではなくどちらかというと乾燥肌ニキビなので、確証したことは言えませんが見解としては販売元の回答と同意見で、基本的には脂性肌の人にも効果は期待できると思います。ただ、乾燥肌ニキビよりも脂性肌が原因でニキビができている人の方が効果としてはより厳しいのかなと感じています。
なぜなら、脂性肌の原因でもある皮脂の分泌量過多は、ホルモンバランスが影響していることが多くそれを改善するのは容易ではないからです。よって、これはメルラインだから期待できる効果が厳しいというよりも、どのケア用品を使用しても同じで脂性肌ニキビ自体治すのが難しいと言えます。
脂性肌になる原因とは?
脂性肌は何らかの理由で皮脂が過剰に分泌されてしまっている状態です。では、なぜ皮脂が過剰分泌されるのか? それは男性ホルモンの影響にあります。男性ホルモンは皮脂を分泌される役割があるのですが、これもまた何らかの理由で男性ホルモン量が増えることがあります。その結果、皮脂の分泌量も増え脂性肌となるのです。下記のような流れですね。
男性ホルモン量増
↓
皮脂過剰分泌
↓
脂性肌
↓
ニキビ
では、なぜ男性ホルモン量が増えるのか?これがニキビ原因の根源になります。男性ホルモン量が増える原因には次のようなものがあります。
- 成長過程
- 食生活
- 生活習慣
- 生理
- ストレス
思春期時期は成長過程で体を成熟させるために男性ホルモンが多く分泌されます。思春期ニキビなどはまさにこれが原因ですよね。また、女性の方は生理などでホルモンバランスが崩れ男性ホルモン量が増えることで脂性肌になる場合もあります。この2つの原因は自分自身で改善することが困難なので、メルラインなどで正しいケアをしてもニキビを治すのに根気が必要になります。
食生活や生活習慣からくるものは、それらを改善さえすれば脂性肌も改善されニキビも自然と治っていくはずです。
脂性肌とニキビの因果関係を知れば対策が見えてくる
脂性肌は皮脂が過剰に分泌されている状態だと分かったが、ではそれが何故、ニキビに繋がるのか?簡単に記載すると次の通りで、ニキビの程度として軽い白ニキビから重度の紫ニキビに進行していく過程です。
- 皮脂が過剰分泌
- 毛穴からの排出が追い付かなくなる
- 毛穴内部に皮脂が溜り始める(白ニキビと呼ばれる状態)
- 毛穴に詰まった皮脂の毛穴出口付近の部分が酸化し黒くなってくる(黒ニキビと呼ばれる状態)
- 皮脂を好むアクネ菌が増加し出す
- アクネ菌が代謝の過程でポルフィリンを排出する
- ポルフィリンは紫外線に当たると活性酸素を生み出す
- 増加した菌を除去するためにニキビ周辺に毛細血管がはりめぐらされ白血球が送り込まれる
- 白血球は活性酸素を排出しながら菌を攻撃を加える
- ポルフィリンと白血球から排出された活性酸素が細胞を攻撃しはじめ炎症が始まる(赤ニキビと呼ばれる状態)
- 炎症が長引くと膿を持ち始める(黄ニキビと呼ばれる状態)
- 膿が更に悪化すると血が混ざり始める(紫ニキビ)と呼ばれる状態
上記のようにニキビは進行していきます。また、ニキビが治った後も8で張り巡らされた毛細血管がしばらくの間、残ることがあります。これが赤ニキビ跡と呼ばれる状態です。
この流れを知っていれば、脂性肌ニキビ対策として『毛穴に皮脂を溜めさせない』というのが最も重要なポイントだと分かります。もちろん、皮脂の分泌量を減らすことができれば最もいいのは確かです。毛穴に皮脂を溜めさせないようにするためには、正しいスキンケアを継続して実施するしかありません。